神奈川支部は、1月23日、英勝寺参拝を行いました。
当日午後鎌倉で行われる「神奈川支部新年会」の前に希望者28名で参拝しました。
ガイドは神奈川支部幹事の小林清子さんです。丁寧な案内のチラシをオリジナルで作成して、当日参拝前に配って下さったので、英勝寺初めての皆さんも見所をしっかり堪能できたことと思います。
英勝寺は太田道灌ゆかりの地に、水戸徳川家の祖である徳川頼房の養母で徳川家康に仕えた英勝院(お勝の方)を開基とし、徳川頼房の娘小良姫を開山として創建されました。

(この写真は神奈川支部高橋さんが撮影されました)
以後、水戸徳川家の姫君が代々住職をつとめ、現在鎌倉に残る唯一の尼寺として知られています。
袴腰付の鐘楼、仏殿には運慶作の阿弥陀三尊如来、華やかな色彩を持つ英勝院の墓廟である祠堂、精巧な細工が見られる唐門など、すべて神奈川県指定重要文化財だそうです。祠堂は東照宮の小型ですが、保護の為に、ガラスの戸の外からしか見えずとても残念でした。広い敷地内の竹林は姫御殿跡だそうです。
竹林の奥には普段は入ることの出来ないもうひとつの庭があります。ガイドをして下さった小林さんがお寺に交渉してくれ今回は特別に見学させていただきました。

ここには、茶室がありつくばいには葵の紋を見ることができます。また、天然の「水琴洞」があり、穴の中に顔を入れて、静かに耳を傾けると、山から湧き出る清水の垂れる時に音色を奏で遠い昔から続く神秘に触れる事も出来ます。天然の水琴洞はとても珍しく皆さん感激していらっしゃいました。
梅が満開で、つばき、水仙なども咲いていました。
とても心穏やかになれる空間でした。
英勝寺参拝の後は壽福寺を訪ね自由に鎌倉を散策して、新年会会場の「鎌倉山下飯店」に移動します。(Tsuji)
