平成26年5月18日(日)山口県周南市の徳山社会福祉センターに於いて、元日立製作所お勤め、周南マイスターでまどみちお研究会会長の金子純様を講師にお迎えして講演会を開催しました。金子様は地元周南市出身の88歳。現在も講演会などご活躍されておられます。 参加者は、山口支部から8名、地元関係者6名、周南市1名。松田支部長のあいさつ、講師紹介後、「価値工学」と「まど・みちお」を知ろうについて元気にお話しいただきました。
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1.「価値工学」については、昭和27年日立製作所入社され、VA(価値分析)で産能で勉強したこと、価値=機能/原価、、VAの進め方など歩まれた実践・経験をまじえてお話しいただきました。 「要旨」 日立の看板で若造でも、大企業の見学や学会での発表ができ、大きい仕事をさせてもらった。価値は機能(満足)/原価(コスト)であるが、とかく原価を下げることに走る、原価を少し上げてもそれ以上に機能が上がれは価値は高まる。価値について企業だけでなく生活についても同じである。未来(10年先ぐらい)をよくするために価値工学を学び、活かして欲しい。 |
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2.「まど・みちお」を知ろう 「要旨」地元周南市の出身、今年2月104歳で亡くなられた。まど・みちおさんがまだ地元で周知されてないので7年前にまど・みちお研究会を立ち上げ年4回たより発行、まど・みちお記念館建設に取り組んでいる。「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」「一年生になったら」など沢山の童話の詩は9歳まで周南市で自然いっぱいのなかで過ごしたことが、深く見つめることの原点ではないか。小さな生き物、普段気に掛けないことの大切さ、有難さを感じて欲しい。 金子様、価値の考え、眼差しなど、ありがとうこざいました。 |
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