茨城支部では、7月20日(海の日)に見学会を開催しました。 今回は、”永遠の0”のロケ地に使われた、筑波海軍航空隊記念館を見学しました。茨城には筑波航空隊のほか、霞ヶ浦の予科練、谷田部海軍航空隊がありました。昨年、校友大会のツアー時に訪問した農林省の「食と農の科学館」は、谷田部航空隊の跡地に建っています。
見学会には、4月に卒業された新人2名を加え15名の参加がありました。茨城支部では、家族の参加も呼びかけており、今回3組の方がご夫婦で参加してくれました。 |
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当日は、自由見学を考えていましたが、記念館の方が急遽ガイドさんを付けてくださり、詳しい説明を頂きました。 最初に15分ほどビデオによる解説を見ました。その後、ガイドさんによる案内が始まりました。ガイドさんはボランティアで、年齢は恐らく20代と思います。ここでガイドをしながら、来場者から色々なことを教えられたと言ってましたが、すごい熱弁でした。 最初に、映画の病室に使われたセットで解説。ちなみに、ここは司令部跡なので、実際には病室はありませんでした。次に、司令官室跡です。今は、何も置いていませんが、この部屋は色々な映画で使われているようです。 |
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そして展示室へ。展示品は、遺族の方から寄贈されたものとのことですが、一つ一つの色々な思いがこもっていて、ガイドの解説を聞いていると、目頭が熱くなりました。 ここの施設は、戦後、病院として使われていましたが、老朽化で取り壊しが決まっていました。それを戦争遺構として残したいと、茨城県庁勤務の橘川氏が動き、取り壊しは止まりました。ガイドさんに彼の話を聞いて訪問したと話したところ、地下司令部跡前に駆けつけてくれて、そちらの案内をしてくれました。 戦後70年、色々な記憶が薄れて行くなか、貴重な記念館です。参加した会員の皆さんも、それぞれの思いを持って解散となりました。 |
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筑波海軍航空隊記念館
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