平成28年7月17日、茨城支部では「石岡市の歴史と街並み」の見学会を開催しました。当日は、天気はうす曇りで猛暑にならず、少し汗ばむ程度で見学ができました。今回の参加は8名です。石岡駅に10時に集合し、石岡市ボランティアガイドの兼平さんの案内で見学スタートです。石岡市は、古くは国府が置かれ、茨城県の中でも歴史のある街です。また、「石岡のお祭り」でも有名な土地です。 最初の見学場所は、国分寺跡です。跡と言うように、当時の建物は残っていません。現在は、他から移築した建物や、名称を引き継いだ国分寺が建っています。もちろん、こちらも歴史がありますし、写真の門も彫り物などは一見の価値があります。 |
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次は、街並みを見学しながら常陸国総社宮にむかいます。途中、広大な空き地があり、小口組石岡製糸場の跡とのこと。富岡製糸場は明治5年開業ですが、こちらは大正6年開業とのことで世界遺産にはなりませんでした。街中の建物でいくつか同じような作りの建物がありました。看板建築という手法で、石造りに見えますが、コンクリートを鏝で装飾していく建物です。街中に数件残っており、昭和ロマン風と言われています。 |
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街中には、古いお寺さんがあったり、江戸時代の本陣の門などがありました。最後に、常陸国総社宮に向かいました。本殿は、東日本大震災の復旧工事中で仮殿での参拝になりました。写真は、山門になります。この後、歴史館の見学を予定していましたが、あっという間に2時間半が過ぎてしまい、昼食処に向かいました。歴史館やまち蔵藍は自由参加とし、昼食後解散となりました。
いつもは通り過ぎてしまう街なのですが、歩いて回ると見どころが沢山あり、もう少し観てみようという感じの街でした。 |
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