1月29日(日)今年初めての「ぶらりと歩こう会」15人で始動開始です。青い空の下、今回の舞台は一月に相応しい鎌倉となりました。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の人気もあいまって多くの人で賑わい、着物女子の着飾った姿が新鮮です。そんな中最初に向かったのは「鎌倉野菜」でよく知られた農家の直売所です。驚く勿れ、何と昭和3年の創設で正月三が日以外は開いているとか。品物が無くなると終わるので、歩き始めですが野菜や加工品を購入する人も。 |
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鶴岡八幡宮は参拝客が多いので本殿に向かわず、流鏑馬が行われる道の横にある白旗神社に向かいました。源頼朝を祭神とし、北条政子が建てたと伝わる黒漆が珍しく、「武衛殿」の額があるお社で最初の参拝です。ここから狭い住宅街の道を歩き、最初の大蔵幕府跡に着きます。すぐそばの小高い丘の石段の上の源頼朝の墓を訪ね、日本三代古天神の一つである学問の神を祀る荏柄天神社は合格祈願の人で賑わっていました。そして鎌倉幕府討幕に関わりながら、悲運の最期を遂げた大塔宮を祀る鎌倉宮を参拝しました。 |
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最後の目的地「永福寺跡」は頼朝が平泉諸堂を模して戦で亡くなった人を弔ったお寺です。火災で消失するまでの間、華やかな行事を開いたとされています。バーチャルでスマホの中の永福寺は赤を主体とした大きな二階堂を中心に左右の堂が池の向こうに見えます。往時の鎌倉人が和歌や舞に興じている楽しい姿も思い浮かびます。今は発掘調査を基に木製の基壇や基礎石があり憩いの場になっています。園内を巡りここで解散。各々で昼食、ぶらりと歩きながら、心もお腹も満たされ帰路に着き、満足の1日でした。 まだまだ奥深い鎌倉です。 |
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