2月3日開催のぶらりと歩こう会「元八幡と光明寺(高倉健の墓)から和賀江島」は13名の参加です。その夜のブラタモリの冒頭になんとなんと元八幡が紹介されると参詣者が教えてくれました。番組では元八幡(由比若宮)を鎌倉の中心に鶴岡八幡宮として遷座した源頼朝の街づくりを紹介し、最後には昨年に訪れた幻の永福寺跡で終わりました。偶然とは言え観光客があまり行かない場所です。さて鎌倉駅から若宮大路を海に向かって歩き江戸末期生麦事件の後に鎌倉でも英国人を斬殺した場所や浜の大鳥居跡を巡りました。 |
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そして冒頭の元八幡(由比若宮)は源頼朝の祖先頼義が源氏の守り神である京都の石清水八幡宮を勧請した場所です。頼義の長男義家が手植えした松の残痕もテレビで放映されました。そこから閑静な住宅地を三浦一族のゆかりの来迎寺、江戸時代の神輿が三基残る五社神社を歩き、子供たちが歓声を上げて走り回る公園で小休憩し、鎌倉市内最大の木造建築の本殿がある光明寺へ行きました。門前から材木座海岸は目の前、富士山もチラリと眺められました。荘厳な浄土宗大本山でもある光明は広い境内がひっそりとしています。 |
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山門を潜ると右側に国民的名優高倉健の墓石があります。墓らしくないデザインは高倉健の身長の高さ180cmに生涯の節目を刻んであります。映画初出演の年、出演した映画の台本の高さなどです。参加者からは想い出の作品名が色々出ました。お寺を出て国道の下を潜ると和賀江島の近くに出ます。和賀江島は鎌倉時代に遠浅の浜に築造された最古の港で、海岸から100m程のところに丸い大きな石が積み重なっているのが見えます。ここからは弓なりの鎌倉の海岸線、稲村ケ崎と江の島、遠くにぼんやりと箱根から伊豆半島が望められました。 |
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